昨今、世の中のガットといえば「ポリ」ですが、この「ポリ」=ポリエステルです。
ナダルを筆頭にラケットの進化と相まってボールを叩いて強く・鋭いスピンをかけるテニスが主流となっているテニス界ですが、一般のプレイヤーはどうなんでしょうね?
ずっと言ってますが、私はどうも好きじゃないです。
柔らかいポリエステルのガットももちろんありますが、それって良いところを無くしてるような。
柔らかくすることでボールはつぶれないし、コートに収まらなくなるし。
今回はテク二ファイバーのX-ONE BIPHASE1.30と1.24を張ってみました。
このX-ONE BIPHASEはポリウレタンを使用したガットです。
ちょっと調べてみました。
「ポリウレタンとポリエステルの明らかな違いは、ポリウレタンの繊維はとてもよく伸びますが、通常のポリエステルの繊維は伸びないことです。」だそうです。
ということで、ポリウレタンのガットは伸びるわけです。
最初は1.30㎜を48Pで張りました。
正直負担は減りましたが、打球感はぼやけた感じで、まあまあ。
次に1.24㎜を少し細いので52Pで張りました。
最初の感じは硬く張った分飛ばない感じでしたが使っていくと丁度いい感じになってきました。
次は50Pでもいいかな?
ちゃんとボールが捕まるし、乗るし、ヒジへの負担も全然ありません。テニス終わっても痛くない。
これからはこれで行こうと思います。
ようやくポリエステルではないガットが見つかった!って感じです。
知らなかったんですが、テク二ファイバーはフランスのメーカーで1983年からポリウレタンのカットを作っているそうです。ジョコビッチも若いころはずっとガットはこのガットを使ってたみたいです。そのルキシロンのアルパワーになったのかな。
柔らかいポリエステルのガットを張っている人は是非この X-ONE BIPHASE ポリウレタンのガットを張ってみてください。好みですが、12.4㎜の方が良いと思います。
特にひじや手首に痛みがある人は今すぐTRYしてみてください。