タイプ別パーセント②と1つの理論

everyTCの最新タイプ別パーセントです。

A-1タイプ=18.2%

A-2タイプ=18.2%

B-1タイプ=15.2%

B-2タイプ=48.5%

圧倒的にB-2タイプが多く、半数を占めました。

日本人の指導に下半身を意識するとか、タメとか捻りがあるのは、半分の人が下半身主動のクロスタイプだからですね。

概ね、下半身でタメを作って捻りを使って打て!って言っとけば大体の人に当てはまるということであって、全員に当てはまるわけではないし、こうした指導で伸びなかった選手もいただろうな~と思うとかわいそうでもあります。

だって、下半身はいいから上半身で打っていけとか、沈み込むように打てとか言うコーチいます?私は聞いたことないですね。自分は上半身主動で打っていてもアドバイスはオーソドックスな下半身を使ってとか言ってませんかね?

こうした間違いが少しでも減ると良いなと思います。

みなさんは自分よりテニスが下手なコーチにアドバイスしてほしいですか?
普通に考えて、テニスが上手なコーチからアドバイスをもらいたいですよね。

ではコーチはどのようなアドバイスをするのでしょうか?

答えは簡単です。

コーチはテニスが上手いですから、自分がやっていることをみなさんにアドバイスします。

それより少し経験のあるコーチは、皆さんの打ち方・個性を見て、その方に合いそうなアドバイスを自分の引き出しから出してきます。
私自身もこの部類だったと思います。

でもそれは何か明確な理論に基づいているわけではありません。経験と感覚です。

逆に全てが何らかの理論で完結するとも思いません。

こうやればすべて上手くいくなんてないと思います。

みなさんのベースを作る為、苦手を克服するための1つの理論として4スタンス理論を参考にしてみてはどうか?ということを我々は提案しています。

みなさんがそこからさらに自分の個性を出していけるようになれたらいいな。