プレイヤーレベルの話になりますが、相手と早いタイミング、いかに相手の時間を奪うようにライジングで打てるか、コートの中で打てるか、スピードのあるボールでコースを付けるかを探求しているわけです。
無論、タイミングを外すとか嫌なところに配球するとか色々戦術はありますが。
先に述べたように、一瞬の時間・距離を争うプレーでは無駄な動きは致命的です。そしてそういう相手にはついていくことすらできません。
いかに自分の無駄を省き最大限のパワーを発揮し舞うように動けるかを追求していかなくてはなりません。
そういうプレーの中で1・2・3のタイミングで打つなどできません。
つま先タイプは1・2のタイミングで打つことができるのでやり易いですが、かかとタイプは1・2・3のタイミングで打つタイプなのでどうしても遅れがちになりやすいです。
一般プレーヤーもそうですが、普通の緩やかなラリーで1・2の早いタイミングで打つにはどうしたらいいでしょうか?
答えは簡単です。
ボールが跳ねるところに行ってライジングで打てば1・2の早いタイミングで打つことができます。
ライジングにすることで自分を追い込み無駄な動きを無くさせることで、以前も話をしたインナーゲームのような考えてる暇を無くし勝手に理にかなったスイングをすることができます。
人間はリズム・タイミングを失いやすいです。気を抜くとすぐに失ってしまいます。昨日は良かったのに今日はなんかいまいちだな~なんでだろう?って考えだしたら迷宮入り。
もう一度無理やりライジングにすることで無駄なことを考えずにトライすることで自然とリズムが生まれ理にかなったスイングを復活させやすいです。
テイクバックして体重移動してスピンかけてなんてやってる場合じゃないので、
ライジングで体当たりして骨盤で打つ!
これを連続でする。多分5分で疲れます。
それがテニスです。
ダラッと長く練習してリズムを失い昨日よりヘタクソになってないですか?
だって5分で疲れるのに。
プレイヤーレベルの話ですよ。