かかとタイプは打点が遅れる

久びりにB-2タイプの選手をコーチング。
打点が遅れてタイミングがずれてしまっていました。

かかとタイプは後ろ足に重心がある為、気を抜くと打点が近くなってしまいます。
さらに1・2・3のリズムで打つタイプの為、打点が近くなるとより窮屈になってしまいます。

ここで間違っても打ち方が悪いとか小手先の変化をお求めてはいけません。

タイミングがずれているだけなので、骨盤が回る・右ひじが出てきたところでインパクトできるタイミングを合わせることに注視します。

1・2とかタンタンとかライジングとか少し早いタイミングで打つことを意識します。
そうすることでだんだんタイミングが合ってきます。

この様に人はリズムを失いやすいことを覚えてください。

物理的にテイクバックは肩に引いてとかつま先が横に向くとかこういった事は物理的に修正ができますが、リズムというものは感覚的なことなので一晩寝ると狂いやすいです。

これによって好不調が出やすいので、自分流のリズムのきざみ方取り方を習得すると良いかもしれません。

例えば、私の場合はサーブの時にいち・に~の・さんというリズムを口ずさみながら打っています。

そうすることで、いつもと違う会場・対戦相手・天候でもリズムを失うことなく打てるし、緊張もほぐれるし、雑念が消えます。トスはこう上げて・体をひねって・ひじを上げてなど考えてると上手く打てるものも打てません。

リズムを大切にすることで緊張なく普段のプレーをすることができるようになるということも重要な技術の一つだと思います。

自分のリズムを習得してみてください。