ガットの種類知ってますか?

ガットには材質・構造・太さといった違いがあります。まずはこの3タイプを覚えて自分にあったガットを選びましょう!

また、張りの硬さ(ポンド)やラケットのストリングパターンによって打球感も変わってきますので合わせて選びましょう!

材質

ポリエステル(ポリ)

現在ほとんどポリのガットに移行しています。理由は色々ですが価格が安いものや切れにくい、メーカーからすると低コストで作れるというようなメリットがあるからだと思います。
個人的には好きではありません。
やっぱり手首やひじが痛くなるし繊細じゃない。

ポリは張った週間から急激に能力が下がりますがそこからそんなに悪くなりません。悪くならないわけではありませんので必ず張り替えてください。

最近ではゲージが細いものや柔らかいものも発売されているのでそういった中から探すのは良いと思います。プロじゃないので。

ナイロン

ナイロンには構造として2種類に分けることができます。

モノフィラメントは、中心となる太いガットの周りに細いガットを巻いて作っている構造のものを言います。心がある感じで反発力がある感じですね。大粗朶オーソドックスなガットで価格も安いですが切れやすいです。

マルチフィラメントは、細いガットも集まりでできている構造のものを言います。中心となる太いガットが無い為打球感は柔らかくホールド感がありますが汎発性は少し劣りますのでコントロール重視という感じでしょうか?
価格は少し高くなります、切れるのも早いですが、手首やヒジにはいちばんやさしいと思います。

ゲージの太さ

一般的には1.20㎜~1.35㎜の太さで種類があります。一番多いのが、1.25と1.30です。

ポリだと一般プレーヤーは1.25がおすすめで、学生や男性なら1.30がおすすめです。太い方がボールをつぶせるので強いボールが打てるし、相手もボールに負けません。そして切れにくいです。もっとパワーがある人は1.35でも良いですがケガしないように。また、ラケットが軽いのに太いガットを張るとボールに巻けてしまいますので注意してください。310・320gぐらいないと負けちゃいます。

ナイロンだと1.30は一般的です。女性やジュニアなら1.25も良いでしょう。細い方がスピンもかかりやすく反発してくれるし、飛んでくれるので楽だと思います。

ガット種類のまとめ

ポリエステルは硬いものが多いが飛びをおさえられる。ゲージの太さや張りの硬さを調節することで自分に合ったセッティングをしましょう。

ナイロンは、しっかりとした反発性を求めるならモノフィラメントを選択し、ボールをとらえたいコントロール重視の方はマルチフィラメントがおすすめ。ガットの張りの硬さを硬く張りたい人はモノフィラメント、柔らかく張りたい人はマルチフィラメントがおすすめです。

また、テニスエルボーなど手首やヒジに問題を抱えてる方などはマルチフィラメントが良いかと思います。