重要なのはガット

みなさんラケットばかり気にしてますけど、ガットの方が重要というかラケットとガットの相性ですべて決まってきます。

反発の良い厚いラケットだと飛びすぎるな~なんて人は硬く張ればいいし、ポリのガットにすればいい。もう少し飛んでほしいな~と思う人は少しやらかく張るとか飛びの良いガットにすればいい。

私はずっとバボラのファイバープレミアム1.30を張ってました。20年

このガットに出会い自分のプレーに自信が持てるようになってJOPでも勝てるようになって優勝できるようになったし、全日本にもこのガットのおかげで出場できたと思っています。

この20年間の間にラケットは何種類も何メーカーも変わっていますが、ガットは1度も変わっていませんでした。最近までは。

世の中はポリのガットが主流になってきてコストと手間がかかるナイロンガットをメーカーが作らなくなってきたこともあり、少し値段が高いファイバープレミアムは数年前に廃番となりました。

これには困りました。

ラケットによってガットを変えるという感じになったので数種類のガットを試してようやく納得いくマッチングを見つけるということをしなくてはならなくなりました。

私が言いたいのは、それくらいガットが重要だよということです。

ラケットが変わってもガットが変わらなければOKだったわけですから、ラケットよりガットの方が重要だったわけです。少なくとも私にとっては。

一言でガットと言っても以下のように色々あります。参考にどうぞ
ガットの種類:ナイロンガット・ポリエステルガット、マルチフィラメント・モノフィラメント
ガットの太さ:1.25または1.30が主流
ガットのテンション:45ポンド~55ポンドが大体適正

https://tennis365.net/help/shopping/select/strings/index.html

ガットについて説明しているページがあったので張っておきます。

私のセッティングは以下の通り

ラケット:ウイルソン ブレード98
ガット:ルキシロン 4G 12.5
ポンド:46ポンド

ウイルソン ブレードは昔のラケットのようにかなりしなります。そこにやらかいガットを張ると、しなる×柔らかい=逆に飛ばないという現象が起きます。

ラケットはしなるんだけど、ガットは少し硬くてボールをつぶす、それでいて46ポンドなので飛ばないわけわけではない。という感じで仕上げています。

この前に使用していた錦織選手のウイルソン ウルトラ95は、面が小さいのでナイロンガットを張ってました。

ラケット:ウイルソン ウルトラ95
ガット:アディクション 12.5
ポンド:45ポンド

錦織選手のウルトラ95は初めて打った時は棒きれかと思うぐらい硬く感じました。ガットの目も細かいので太いガットを張ると余計硬く感じるので1.25を選択し、マルチフィラメントでやらかいナイロンガットを45ポンドで張っていました。

このような感じでラケットによっていろいろガットの種類・太さ・ポンドを選ぶことで色々変化しますので、自分にあったガットのセッティングを探してみてください。