日本人はB-2が多い

日本人はB-2タイプが多いそうです。事実コーチを含めて65%がB-2タイプでした。その次に多いのがA-1タイプですので、日本人のほとんどがクロスタイプとなります。

クロスタイプの共通の特徴は、下半身主導です。

日本の昔からの指導は、足で打て!膝を曲げろ!などのアドバイスが多いのはそのためかと思います。それでほとんどの人は身体をうまく使えるわけですが、パラレルタイプの人は、なんでできないんだ!みたいになってたんでしょうねー。自分自身もクロスタイプなので、反省しないといけないなーと思っています。

先日来、B-2タイプで沈み込む事で上手くスピンがかかるようになった選手を手本に他のB-2タイプの選手にも同じアドバイスをしてみました。その選手は、どうしても打ち終わったらグラグラしてしまったり、ドーンと暴発したりしてたのですが、何となんとすぐに沈み込むをマスター!スピンはかかるし何より安定しました。

私の感覚からすると、何で沈み込むことで重心が下がるのに下から上にスイングできてスピンがかかるのか?感覚的には分かりませんが、自分が下がることで上にスイングできるんですね。不思議。

A-1タイプは膝を曲げて伸ばす動きで打つので、全く共感できません。こういう仕組みを理解してプレーするとしないとでは、天と地ほどの差があると思います。知らない人は勿体無いですね。

タイプを知るだけでもかなり効果があるでしょう。